東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

二日目

入門し3年、4年と月日が流れる。

 

先生の診療が終わり、先生と火鉢を囲み、お茶を頂く。

 

「こんな難しいことに首を突っ込んでよく学んだな。しかし一生愉しめるぞ」

 

と言われる。

 

患者には「簡単な」ことと言い、私達には「こんな難しいこと」という。

 

学問にしていくということの違いなのだろう。

 

しかし、私は根っから難しいことは嫌いである。

この橋本敬三の世界はただならぬ空間の世界である。

難しい。そう思考する私自身が輪をかけて難しくしているのだ。

 

しかし、先生のそばにいられることは、私にとって最高に自由で解放されていることであり、自分が愉しんでいる世界であった。

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