「生かされている」ことの有難さを知る学問だということです。
私は10年以上の期間操体の学びと向き合ってきましたが、その学びの中で掴んできたことは何も特別な知識とかではなく、呼吸にしても、食にしても、それまで当たり前としてきたことへの気付きがほとんどでした。
その当たり前だと思ってきたことをからだとの対話の中でより良いものにしていくこと、そして感謝していくことがこの学問の核にあるのです。
操体の臨床でもそういったことに意識を向けてもらうことが本来あるべき臨床の姿なのだと思っています。
一週間お付き合い頂きありがとうございました。
明日からは半蔵さんが担当致します。
お愉しみに。