わたしのセルフケアを考えるときに、「わたし」の範囲を拡げてみるというのも面白いと思って実践しています。
例えば、わたしのこころとからだから一歩離れて、「身の回り」に目を向けて掃除をする。
掃除の効用について説かれている方は多々いらっしゃいますが、こころやからだは自身の身の回りの環境から良い影響も良くない影響も受け取っていると思います。
自身が疲れているときは、身の回りにもその「疲れ」が表現されているはず。
そんな風に少し離れたところから手をかけていくことも、結構面白いと思います。
最近、玄関の前を箒で掃いていてこんな興味深いことがありました。
・毎日掃いていても、次の日には必ず落ち葉や誰かの忘れ物のゴミなど、道端は何かしらが溜まっている。
・一見すると、そんなに埃がたまっていないように見えても、箒で掃いてみると、結構ちりとりに埃がたまる。
・そんなに埃がたまっていないと、思っていたところを掃除をしたあとに見てみると、その前と後でたしかに何かが違うことがわかる。
「今日はケアをしなくてもいいかなと」思っていても、日々の生活のなかで、この「見えない埃」のようなものが、こころとからだにもたまっているのではないかと思います。
そういう「目に見えないもの」や「わずかな変化」も含めてケアしてければ、かなり有効なセルフケアに繋がる様に感じています。
2021年春季東京操体フォーラム開催
2021年4月29日(木)昭和の日にオンライン・会場で開催致します。
テーマ「操体法クロニクルズ2~呼吸とセルフケア特選~(仮)」
「発表者からひとこと」・「実行委員からひとこと」が
それぞれアップデートされました。