無意識のうちにただただ表現されているからだの営み。
「呼吸」というマクロな現象は、意識せずとも意識の外で表現されている。
同じように「消化」という営みも知らぬところでリズムをもって営まれている。
もっと縮尺をズームアップして、細胞ひとつひとつのことを考えれば、その細胞内で営まれている活動、表現されている世界というのはどんどん多様なものに思えてくる。
特別な表現活動をせずとも、生命体は表現体そのものだと言えると思う。
この誰しもが有する生命宿りし「からだ」のアート。
このからだの表現活動を信頼しているからこそ、操体独自の臨床は成り立っているのだと思う。
2021年秋季フォーラム
2021年11月23日(火)勤労感謝の日 ハイブリッド開催
テーマ「アートと操体」