本日で最終日になりますが一週間のブログの中で「植物的な感覚」「植物的な動き」「植物的な呼吸」ということに触れました。
言葉を持たない生き物達に意識を向け、少しでも彼らの感じていることを共有していくと慎みを持って生きることが大事なのだと感じます。
慎みを持って生きていくためには言葉を統制していくことも大切なことです。
人間社会の中では言葉の選択とその受け取り方の間違いにより生き方が間違った方向に向くことが多い。
操体の臨床ではからだを診ているが、それと同時に生きることにおいて必要なことを受け取る目には見えない器作りもしている。
呼吸にしても、動きにしても、言葉にしても、インプットとアウトプットしているもの全てを診ていく必要がある。
それは何もムズカシイことではなく、とてもシンプルなことだと思う。
その統制がシンプルに誰でも出来ることを学んでいるのが操体なのです。
一週間お付き合い頂きありがとうございました。
明日からは半蔵さんの出番です。
お愉しみ。