書いては消しての繰り返し。
さっき「通った」ばかりのところなのだけど、
見逃していたことがあることに気が付いて、数秒後にまた逆戻り。
それも、笑ってしまうくらい、何度も何度も反復、往復。
一度で済ませればいいものを、一回で気が付いておけばいいものを、
短い距離感でなんだか随分と余計な動きをしているなぁと思う。
嗚呼、繰り返し、繰り返し。
そういう場面。
「億劫だなぁ」と感じながら、でも「あぁまた来たか」とも感じることが増えた。
ツルツルとしているところに、傷がついて、
少しだけ何かが刻まれる。
次に思い出す時のきっかけになってくれる、「溝」がうっすら彫られていく。
記憶に残らないことが本当に多い中で、
うっすらとでも記憶に残る体験を味わっているのだと思う。
2022年4月29日(金)祝日
ハイブリッド開催(会場参加は、一般社団法人日本操体指導者協会会員優先)