日常生活には様々な生命活動が溶け込んでいる。
普段、意識されることもなく、流れる様に営まれているこの活動に人間は支えられている。
呼吸もその一つ。
目に見えない、当たり前のように人生を包んでいるリズム。
この営みの重要さに気がついた先人は、様々な方法でこの生命活動に向かい合ってきた。「呼吸法」が様々存在しているのが、その証拠だろう。
操体も呼吸には目を向けて来た。
呼吸との歴史がある。
人間が呼吸をコントロールすることと、からだの方で呼吸を営んでくれていること。
からだが主語の呼吸について学ぶ。
こんなに身近な呼吸でも、人間が主語の眼差しからでは、遠い。