水の中に身を置く中で不思議に思っていることが一つあります。
雑念が消え感覚が研ぎ澄まされるということです。
呼吸を止め、水とその流れに身を置く世界では自分とからだが一つになるような不思議な感覚になる。
そして自身を取り巻く環境が鮮明に見えてくる。
不思議なことに最初に取り入れた吸気が多ければ多いほど、からだは軽く感覚は研ぎ澄まされてくる。
陸に出るとまた「呼吸がありがたい」と思える。
そういった現象が起こるのは遠い祖先から受け継いだ細胞の記憶なのか?
またはからだが教えてくれていることなのか?
こんなことが経験出来るのも人が海に惹かれる理由の一つだと思っています。