昔から海には不思議な力があると何となく感じていました。
人のからだを癒すことやからだの本来持ち合わせる感覚を取り戻すために必要な力が海にはあるように感じています。
実際、治療にも使われているのだから間違いのないことだと思えてなりません。
特に人のからだのほとんどは水で構成されていて、病にはその流れの循環が関与しているので療法に自然の恩恵を生かすのは自然なことではないだろうか。
操体でも自力自療に繋がるための動きと流れとそれをより生かす呼吸を大切にしている。
その動きの流れは海と川の関係に似ている。
自然が長い年月をかけ形成してきたものは決して偶然ではなく、地球という命をより良く生かす為に必要なものだったと思います。
私達がからだと向き合うことにおいて、その自然が生み出した知恵から学ぶことは沢山あるのです。