本日で最終日になりますが、私がこれまで操体の学びの中で掴んできたことは「学び方」であったのだと現在強く実感している。
その学び方とは積み重ねていくことではなく、これまでの自身の思考や癖を削ぎ落していくことでもあった。
その中で変わってきたのは視点の切り替わりであり、意識の転換なのだと感じている。
昨日の山の見方にしても、何を基準に表と裏を見るのか。
自分から見た世界(景色)とからだから見た世界(景色)は異なるということ。
そのからだから見える景色を感覚というフィルターを通して意識に落とし込み言葉にしていくことがこの学問の本質であると実感している。
一週間お付き合い頂きありがとうございました。
明日からは半蔵さんが担当致します。