ゆっくりと、ゆっくりと時は過ぎる。
ゆっくりとした夢のような居心地がここにある。
朝起きると1番初めにやること。
それは、まず水をいっぱいゴクリゴクリと飲み込むこと。
現在は、日本に様々な水が輸入され、また様々な加工された水や、
地方色豊かな天然を謳った自然水もある。
水そのものは珍しくない。
水道水、浄水器の水、日本各地や海外の場所で採取した水。
それは、何かしら味わう感覚も、新鮮味も嬉しかったりする。
その味わいを表現すると、その場の集約された「表」の味わいと、
飲み込んだ後の「裏」、内臓でも味わっていないわけではない。
ほんとうに喉が渇いたとき。
そして、最も「からだ」が欲してしているとき。
表の裏の面に「器」があって、それを実際に色付けていくのも、
息と供に通していった水なのかもしれない。
そして、「おもて」と「うら」に通していったモノは、
「からだ」の中で、非常に大きな命をも育んでくれている。
シンプルなことほど、恐ろしいほど奥が深いものだと気付く。