(続き)
「何のために学んでいるか」という問いかけを投げかけられ、
「なぜだろう、どうなっているんだろう」と、疑問を持てば、
それを解明したい欲求は生まれてきます。
「操体・操体法」指導者、三浦寛理事長の書籍を読んでみると、
「第2分析」「渦状波Ⓡ」革新的な作品を生み出したものほど、
最初は伝わりづらいものとなります。これが「孤独」となるのです。
この「孤独」とは、本質的に表現者たる所以(ゆえん)のもので、
はじまりはすべて、表現は「孤独」から始まるもののようです。
ここから噛み砕きながら伝えていくことで、それが周囲に伝わります。
これも、理解されるところまで努力を続けなければいけません。
創始者橋本敬三先生の直弟子である三浦理事長から、
「操体・操体法」を学ぶことで、生まれる問いの欲求を満たす事は、
ワタシにとって、最も原始的な学ぶことへの理由になってきます。
なぜなら、隠されているものは覗きたくなるものでしょう。
仮の答えを作り、その目標を解くべき課題で示していくことなのです。
(続く)