(続き)
何を学ぶのか。
それは「どんな問いに答えていくのか」という事でもあります。
「操体」を学び「操体法」の存在する意義や、
その「学びを進めた先にあるもの見つめていくこと」
これは、「間=マ」を読めるように学び取ることです。
「間=マ」というものは、豊かな情報。
つまり、「アナログ」と言うものを読み取る能力を示します。
本質的に、表現とは「間=マ」の「マ」を図る能力のこと。
「アナログ」から「デジタル」への相互交換性の高い能力を、
コツコツと磨いていくことでもあります。
これから学ぶところ。
それは、そのプロセス途上にあり、成し遂げようとしてきたこと。
師と「同じ景色が見えてはいない」のであれば、
それを訂正していただき、同じ方向性の景色を見ているかどうか。
そのうえで「操体・操体法」の進めた先を共有する事になります。
創始者橋本敬三師の見たかった景色。
そこに拡がって見えていた景色を想像しながら、学んでいるのか。
アナログのような問いに、どのような答えを導こうとしているか。
それをデジタルで、常にイメージしていくことです。
(続く)