東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

触れる⑦

操体の臨床とは「触れる」こと。

 

目に見えるものだけではない。

目に見えないミッシングリンクを感じる。

 

例えば、大気や重力の関係。

私たちは、それから離れることはできない。

 

食べていても。

呼吸していても。

動かしていても。

考えていても、それに触れている。

 

生きているのだから、その責任を負う。

 

「操体」を学習し「操体法」を通し、

様々な機会において、操体の臨床をする。

 

その時触れるのは、自分の人生なのか、相手の人生なのか。

それは、何か遠くの意識であり、すべては繋がってくるのだろう。

 

故に、「操体」の臨床の際。

何が一番大切なのか、まずは明確にする。

本当の重心、本当の重力、本当の呼吸、自然法則に触れること。

 

 

さて、一週間のお付き合い有難うございました。

明日からは、瀧澤副実行委員長のブログです、お愉しみに。