東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

さわる が ふれる になるときは

瀧澤さん、一週間の投稿ありがとうございました。

バトン「タッチ」で本日から寺本が担当致します。

テーマは引き続き「ふれる」です。

よろしくお願いいたします。

 

普段意識することもなければ、気にもならないことですが、

私たちは実に様々なものに接しながら生きています。

 

物、人、言葉、生き物、情報、自然、環境、空間、重力

 

挙げればキリがありませんが、常に何かに接しながら生きているので、

言い換えれば常に何らかの情報の影響を受け続けているのでしょう。

 

それは、わたしにとって、またはからだにとって、

どんな作用をもたらしているのか気になるところです。

 

「情報」にもいろいろな質があると思います。

操体では「ふれる」と「さわる」は似ているけれど、

全然違うものとして識別しています。

漢字にすると「触れる」と「触る」で、近しいもののように感じられますけれどもね。

 

わたしたちが普段接し続けている情報も、実に「ふれる」と「さわる」の入り混じっている状態だと感じています。

そして、私たち自身が日常生活で接しているものに「ふれて」いるのか、「さわって」いるのかというのも、多くは意識すされることもなく行われているように思います。

 

でも、このあたりのことが、私たちの健康、そして健康維持増進にとっても、

決して無関係ではないように思うのです。

 

(つづく)

 

www.tokyo-sotai.com

秋季東京操体フォーラム開催決定

2023年11月23日(勤労感謝の日)

 

今季は久しぶりのルーテル市ヶ谷センターにて開催予定です。

プログラムの詳細等は追ってお知らせ致します。