今日の朝は、雨の音で目が醒めました。
操体と出会う前、
例えば朝、目が醒めて今日のように雨が降っていたりすると
「あぁ、雨か…」と
残念な気持ちになっていたものです。
ある時、師匠に
「天気のことを悪く言うな」
と教えていただいたことがあります。
天気だけでなく、例えば先日は
たとえ猛暑日が続いているなかでも
「おれは『あぁ…暑い…』とは言わないよ」、と。
からだに限らず
身の回りに起こる「現象」に対して
文句を言ったり、決めつけたり
判断したり
そういったことをせずに
謙虚にありのまんまを受け取る。
何気ない日常のなかに起こっている現象を通して
このような見方、捉え方を教えていただいているようです。
つい、「今日も暑いなぁ…」と言ってしまいたくなる。
そういった日常の「つい」を、点検することから
からだに起こっている「現象」を
「つい」決めつけてしまうようなことも
次第に変わっていくのではないかと感じています。