ある日の三浦先生の治療所にて。
先生 「人間は人間を作れねぇよな。作るプロセスがわからねぇんだから、治せねぇよな」。
私 「う〜ん、確かにそうですねぇ」
先生 「じゃぁ、中谷よぉ」
「ちょっと哲学的な言い方になるけど、おまえ何のために治療してんだ?」
私 「え゛!な、何のため???」
先生 「治療という行為を使って、何を変えようとしているのか?てことだな」
私 「治せないのなら、変えるべきはきっと患者さんの○○じゃないですか?」
先生 「そうだ。それを変えることを出来るのが名人だ」
「凡人はだな、治療という行為自体が目的になってんだよ」
人間は人間を作れないのだから、治し方もわからない。何だか面白いです。
三浦先生とお話させて頂くと、面白い話がポンポン出てきます。
そして、いつも何かしらに気づかされてしまいます。
そういった気づきから先生の全てを吸収して、いつか本物の臨床家になりたいものです。
さて、2008春のフォーラムまで、いよいよあと一週間となりました。
操体に関心のある方。一緒に楽しく勉強しましょう。
操体は面白いですし、三浦先生の話も面白いですよ。
きっと何かの気づきが生まれると思います。ぜひいらしてみて下さい。お待ち致しております。
一週間ありがとうございました。来週の担当は西田さんです。
(○○の部分は皆さん想像してみて下さい。答えは1つではないかもしれませんので)
中谷之美