東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

働くって

ニャァ・・・四日目だす、もう慣れてくれたかニャ、小太郎です。
僕のお父さんが猫族を好きな理由をこうも言っています・・人間に媚びない自立自尊、自由奔放な風(ふう)が何だか独立独歩、自営業者的匂いが有って好きだと・・・


七年前、お父さんもサラリーマンという立場から一念発起し、独立、明日も解らぬ施術家の道へと踏み出したのも、雇用という枠に囚われず、人生という真っ白なキャンパスに自分色で人生を描きたいという渇望だったそうでニャス。。。


♪ ナンバーニャンにならなくてもいい もともと特別なオンリーニャン ♪(注:猫族なのでワンには敏感なのであえてニャンに成っております)って歌にも有る様に、オンリーニャンに成れる仕事を探していたのだと思いニャス。


サラリーマンで有る以上は会社という枠が有るので、売り上げNO.1とかあくまでも会社有っての自分であり、自分の力なのか?会社の影響力のお陰なのか?誰しもが会社勤めをしている人なら思うことが有ると思いニャス(僕には解りませんニャ)・・


特に昨今、テレビなどを遠目で見ていると、米国のサブプライム・ローンに始まった金融危機、世界同時株安ニャど、煽りを日本も受け年末からの“派遣切り”や大手企業の赤字決算ニャど、サラリーマンの皆さんを取り巻く環境は厳しいものとなっておりニャス。


“終身雇用”という日本ならではのビジネス・スタイルから実力主義成果主義という欧米スタイルへと変化し、株主・株価重視という流れの中で、“派遣従業員”などの新しい働き方の選択肢が増えましたニャァ・・・


選択肢が増えるということは兎にも角にも自己責任が明確になり、昨今騒がれている“派遣切り”なども、失職しても文句は言えないということになりますニャ。
職業選択の自由憲法にも定められている限り、色々な事情があるにすれ、自分が選択した職業ニャのですから、“残念!”


一方で、世の中にどれだけ自分の本当にやりたい仕事をしている人がいるのでしょうか・・・考えたこと有りニャスか?子供の頃から目標を決めてコツコツと努力を続け、就きたい仕事に就く人、何となく学校を卒業し、何となく条件の良い企業に就職した人ニャど、人の数ほど職種も違えば、動機も違い、“夢のため”や“生活のため”などなどニャァ・・・人間って大変でニャンス。


そんな社会状況もあってか、お父さんの業界に新たに入って来る人が最近益々増えているのだそうです・・・男性も女性も“手に職”を付けるというのが昨今のキーワードに成っていて、良くも悪くも“独立開業”ニャのだと。


ニャット(ネット)で“独立開業”と検索すると有りとあらゆるビジネスが検索されニャス、それだけニーズが多いのも事実ですし、今の社会の閉塞感から逃れたいという人間様達の叫び声にも似た声が聞こえてきそうですニャァ・・・


お父さん曰く、手に職が有ると食いっぱぐれないからとこの業界に飛び込んで来られるのは良いのだそうですが、やや勘違いした人々も多いのだそうですニャ、と言うのも臨床家が“技術職”だと思って業界の門を叩く人達も多く、技術さえ身につけば後は飯が食えるなどと思っている輩がいると・・・


それこそ相手が機械ならば、技術(テクニック)が有ればどうとでもニャルのでしょうが、生身の人間であれば、教科書通りに行く訳もなく、やはり必要なのは対クライアント様への施術は元より心理カウンセラーの如く、コミュニケーション・スキルがどれだけ有るかだと思いニャス。


臨床とは疾病を診るのと同時にその人の抱えている心の内をも察することが出来なければ、片手落ちニャのだそうです・・・


見た目は同じ様なことをしていても、身体様を診させてもらっているという謙虚な気持と、真摯に身体に向かう気持ちがなければ、“仏作って魂入れず”で結果は正反対に成っていく可能性も有ります。『身体の歪みと同時に心の歪みもとっていく』がお父さんの合い言葉の様ですニャァ。


ご縁有っての個々の仕事、大事に育てて自身のためだけでニャク、次世代や社会のために勤めあげられれば本望ではニャイですか・・・
明日からはお父さんがスランプから復活でニャス…




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