先月の末に、南米チリの沖合いを震源とするマグニチュード8.8の大地震が
起こりました。
チリでは死者700人以上で、建物の倒壊、道路には亀裂が入り、住民の話によれば
「まるでこの世の終わりのよう」という悲惨な状態で、それから数日経った後も、
被災者やそれにつけこんだ人による略奪行為の拡大や放火など治安の悪化が
伝えられていました。
日本からみたら、地球の反対側で起こった事象のようですが、日本とて無関係ではなく
地震による津波の影響で、死傷者が出たとのニュースはなかったものの沿岸の養殖施設
などは壊滅的被害を受けたそうです。
チリや日本、その他の地域で被害を受けた人達は本当にお気の毒ですが、地球は全部
つながっているんだなと感じさせられました。
今回の地震で震源の断層は400〜600キロメートルにわたり7〜8メートルの
ズレが生じ、その地震波は地球を5週ぐらいしたといいます。
ずいぶんな衝撃ですね。
仕事柄、からだのことと結びつけてしまうのですが、ひとつの部位に異常があれば、
その反対側にも何かしらあるものですもんね。
でも、反対側から何かしら問いかける、働きかけることで、その部位の異常が解消される
ことがあります。
今朝コンビニに寄ったら、レジのとなりにチリ地震被災者に対しての募金箱があったので、
小額ですが、募金させていただきました。
反対側の日本からチリに、気持ちを送ることで、何かの働きかけになり少しは回復の手助けに
なるのではないかということを願って。
距離は遠いが、遠い分、その過程において調和を密にしながら、その要求に適うべく働きかけが
成されることを願って。
みんなつながっている。
地球の裏と表、その地球に生きる人間同士。
つながっている。
響き合ってるはずだ。
友松 誠。