東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

自然の中で

今日から一週間佐助が担当します。お付き合いよろしくお願い致します。
 
いよいよ7月となり僕の家の周りでは、野菜の出荷が本格的にはじまっています。僕も理学療法士の顔と農業の顔を持っていますが、今年も自然の恩恵をいただきながら、一町歩(3000坪)の大地で野沢菜やレタスの出荷を家族全員でおこなっています。一町歩(3000坪)といっても僕の住む田舎では可愛らしい農家であり、専業農家になると十町歩以上(30000坪)といった大規模に農業をしています。ここまで大きく農業を展開していると、家族だけでは間に合わなく、外国の方が住み込みなどで一軒あたり数人のチカラをかりています。現代の大規模な農家では、外国の方のチカラなしでは成り立たなくなってきているのが現状であり、なる村では村民と労働に来た外国人の人口比率が夏場は、外国人の方が多くなると聞きます。この地域を車で通ると、外国に来たような錯覚を受けるぐらいです。
外国の方のチカラを借り大規模に農家が盛り上がっているかというと、農家の年齢は高齢化が進み、後を継ぐ人がいなく農家を辞めていく家も少なくないので、農業の転換期に入っているような気がします。
若い方は大学など進学した後に、そのまま大都市に就職し、その土地で家庭を持つというケースが多く、僕の家の周りでは二人暮らしや一人暮らしの高齢者が増え、また空き家や荒れている土地も増えている状況です。
もともと田舎に住んでいた方が都会へ移住していく中、まだ少数ですが東京や神奈川などから、空き家や田畑を借りて農業がやりたいという方が来られるようになってきました。農業がやりたいと来られた方々と、地域の活動で一緒に話していると、「町の中にいると私たちは生きることも含め、すべてが当たり前という感覚になっていたが、農業を通して自然のチカラの大きさ偉大さに触れて、私たちはこの自然の中に生かされているということに改めて気付き、何事にも感謝の感覚が生まれた」と言われていました。
自我の中で生活していると生かされていることに意識が向かなくても、大自然の中に包まれることで、原始感覚によって肌で感じ、無意識に生かされていることに自ら意識が向くのだと思います。からだのチカラは自然のチカラをいただいていることが多く、自然は無意識による生命の源であるからこそ、自然に触れることで感謝する心が生まれることは決して不思議なことではないと思います。からだはうまいぐあいに良く出来ているものです。
今週は自然の中で、生かされ、活かされている田舎より情報を発信したいと思います。ありがとうございました。

三浦寛 操体人生46年の集大成 "操体マンダラ Live ONLY-ONE 46th Anniversary"は2012年7月16日(海の日)に開催致します。

2012年秋季東京操体フォーラムは11月18日(日)津田ホールにて開催決定