東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

自分自身を塗り替えていく日誌

6月26日木曜日。今日がお誕生日の方々おめでとうございます。
ヒトとして生まれてきたからこそ味わえるのも誕生日ですね。

もし、私たちが魚だったら?どんなことを考えているのでしょう?

胎児の時魚だった記憶は失われていても、どこかに納まっているだけ
で、静まっている理由は"意識されなかった"だけ、なのかもしれない。

徐々に進化という形を取り、生存確率を上げてきた私たちの"からだ"。
「性」エネルギーを通じつつ、想わぬところで面白い生命連鎖を生む。

日記を綴り気になる本を読み「ん!」と繋がる"ことのは"を記憶する。
「まず書く、そして書きつぶす。また、書き足す。
 その後をまた、青や茶の鉛筆であとづけしていく」

芥川賞作家の大江健三郎氏の言葉ですが、この書き方って・・・(笑)
そのまんま、三浦寛理事長のノート記載方法なんですよね。
しかも大江氏は続けてこのようなことまで語っています。

「・・・私たちの日常使っている言葉は無意識的、反射的に使われている。
 言葉はものを包装紙で包んだようなものである。
 書いて初めて明瞭になり、ものが見えてくる。
 つまり、人間の意識は言葉に出会ってはじめて考えはじめる。
 自分にとって、あいまいに生きた生に形を与えることであり、自分の
 生き方をとらえなおすことだ」

 
さて、行動を起こすのは、今。
「いいね!」と感じたら進化です。