(1の続き)
ほら、この世の中にいる限り、難しいことって”頭=脳”で考えるじゃない?
でもねェ、ワタシ自身よく想うんだけど・・・。
「からだ」にお任せしちゃったとき、ワタシの脳も納得することってあるわ。
脳は、体感したあとも生長して、腑に落ちた経験を忘れないコトが多いのよ。
そこで「からだ」に関して”感じちゃう”ことって、どういうことなのかしら。
「脳」は無いけど、「腸」だけで生きている生物もいるから面白いわよね。
さしずめ、「腸能力」=「超能力」とか・・・(笑)
で、貝原益軒サンの記してくれた「養生訓」にはこんな事が書いてあったのよ。
「人の身は父母を本とし、天地を初とす。
養生の術をまなんで、よく身をたもつべし。 是人生第一の大事なり」
・・・あ、そっか!、そうよね~ッて、ここで想ったわけ。
操体の哲学思想で教えてもらった「大自然のオッカサン」ってコトなのね。
ワタシはやりたくないけど、ネガティブなエネルギーを発してみたいなら、
「からだ」を、”自分だけの物”として扱えばいいんじゃないかしら(笑)
生きていれば色々あるのは当たり前、嫌な体験はどのような人間にもあるわ。
かといって、いつまでも嫌な情動を脳で反芻しないこと!トラ&ウマも自由。
だから、たとえどのような不遇に見舞われたとしても、自分次第なのよ。
それは、お父様やお母様、ご先祖から古代のDNAまで連綿と繋がるコト。
だから、天から授かった「からだ」と共にワタシ達ってここに居るのよね。
・・・で問題はね。
事実に蓋をして、我関せず&微塵も想わない人間もいるってことなのよ。
ネガティブなエネルギーを発散していること自体で周りに迷惑をかけ続ける。
この感覚がマヒしていると、本当に大切なコトも気付けないことになるのよ。
そうよ、『おやっ?』って感じるってことは、親から頂いた有難味なの。
だから、今日”新成人”を迎えた皆さまもハメを外し過ぎないでね。
なにもお酒のコトだけじゃないわ。
ネガティブなエネルギーを発散しがちになったら、自己責任も必要なのよ。
想いは生きていること、想われていることって生かされていること。
ワケもなく感じる仕組みなんてないんだから・・・。
生きている限界まで、「からだ」で感じるのが人間ってことなのよ。
成人式はみんなに「おめでとう」って祝福して頂けるし、嬉しい晴れ舞台。
だからこそ、チョットだけ・・・自分に連綿と繋がる生命の繋がりを感じてみてッ!
何か忘れてるような・・・・そうそう、防ぐ方法だったわ!
ネガティブなエネルギーを防ぐには、繋がりを外した人間独特の雰囲気を感じて、
スゥ~っと「からだ」に任せておけばわかるものよ。
生命感覚の基本だからよ・・・それに、抱きしめたくない感じがあるんですもの。
(続く)
※今日の一言:「ためらうことなく 注げる物がある。
何一つ ためらうことなく 選択できる愛。
親とは こどもの後ろ盾である」
」