東日本大震災からまもなく5年を迎えますが、
「呼び覚まされる霊性の震災学」(新曜社 / 金菱清(ゼミナール)編)という本に
震災後の霊的体験についてインタビューした内容が載っています。
被災地でそういった現象もあるとは聞いたことがありますが、
ワタシ自身が体験したわけではないので詳しいことはわかりません。
でも、亡くなった方々の行き場のない想いのエネルギーは、
その場にまだたくさんあるのかもしれませんね。
「~ 『心』というのは宿している肉体がなくなっても
残り続けるものであると、調査を通じて改めて考えさせられた。
離れ離れになって会えなくなってしまった両親に会いたい。
愛しい彼女に会いたい。忘れられない故郷に帰りたい。そんな『無念』の思いを、
条件が重なって、タクシードライバーたちの『畏敬の心』が受け取った ~」
(呼び覚まされる霊性の震災学より)
ポジティブ、ネガティブ、良い、悪いなんていう二元的な考え方だけではなく、
からだ本来のエネルギーとは一体なに?なんてことを、つい考えてしまいます。
中谷祐祥
2016年春季東京操体フォーラム 4月29日(金)昭和の日 開催決定
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