「正義の味方」というのは
いわゆる「悪」と呼ばれているものと対峙すると同時に
何かを「護る」ことも、担っていることが多い。
世界の平和を護るため、日夜、悪と対決する存在。
この世界の平和の話を
「からだ」の世界に重ねるとき、
さて、我々のからだの世界の平和を護っているのは誰であろうか。
白衣を身に纏った、あのヒーローたちの顔が浮かぶ人もいるだろう。
でも彼らの多くは、こちらから相談へ訪れないと護ってはくれない。
そして、護り続けてもらうには、やはりこちらから通い続けるしかない。
心底困ったときの、お助けマンというところか。
御承知の通り、
実際はもっと身近に、日夜からだの平和を護ることのできる存在がいる。
「自分」という存在も重要な担い手だ。
しかし、この「自分」という存在は曲者らしい。
どうやら裏の顔もあるようで
実はからだの平和を乱している張本人でもあるらしいという噂が耳に入ってくる。
だとしたら、果たして「護る」とは、どんなことを意味するのだろうか。
一人二役を演じていることに気が付けば、
からだの世界にも、今までとは一味違う平和が訪れはじめるかもしれない。
4月30日(月)昭和の日に開催致します。
テーマは「スポーツ障害と操体」です。