「あれ?今日は何かおかしいぞ。いつもと何か違う…」
心にしても、からだにおいても、普段と感覚が異なる日が誰にでもあると思います。
不思議とそんな日ほど体調を崩してしまったりして、何か嫌なパワーを受け取ってしまったりします。
私の場合、それが起こる原因の一つとして思い当たることは、起床時間が普段と異なったりする休みの日が多いです。
普段と違う生活リズムの日ほど、いつもやっていることをやり忘れていたり、何か抜けてしまいがちです。
それは先日書いた「なでしこ」のように、ほんの少しの歯車の狂いが自分の生命リズムの波長をブラしてしまっているように感じます。
こういった日ほど、経験からトイレ掃除にしても、服を畳むにしても、外出時の橋本先生の挨拶にしても、日々欠かさず行っていることを忘れずにやるように心がけているのですが、これは習慣というより、自分を護る儀式に近い感覚です。
こういった儀式を日々わずかな時間でも続けていくことが心とからだが悦ぶ生命リズムを形成し、己の身を護っていくことに繋がっているのではないでしょうか?
それは臨床においても同じだと思います。自分の生命リズムが狂うと相手にもそれが伝わってしまうのです。特に操体の臨床の特徴でもある「からだの内部感覚」を聞きわけることにおいて、クライアント以上に診る側の心とからだのリズムというのは非常に大切になっています。
その為、日常生活においてからだのケアと同様に生活リズムというのには人一倍気を使うようにしています。
そういったことも外からの悪いものから身を守る一つの手段だと思います。