昨日に引き続き、スポーツ選手の話題から話を進めていきたいと思います。
リオで開催される女子サッカーオリンピックアジア予選を観ました。
予選通過とならず残念な結果となってしまいましたが、チームの不振の要因として澤選手の引退、チーム戦術のマンネリ化、世代交代のミス等、マスコミで色々上げられています。
しかし私自身は一度狂った「歯車」を立て直せなかったことが大きな要因のように感じました。
私が思うに彼女らの最大の強みはどんな苦境でも笑顔を絶やさず、愉しみながらプレーをすることだと思います。それが今回は予選を通じて「なでしこ」らしい笑顔がなく、一人一人がプレッシャーを良い意味で愉しめていなかったように見えました。
いくら1人1人が一生懸命に取り組んでいても、周囲との歯車が噛み合わなければ、それが一つのチームとして機能しないこともあります。
その歯車を噛み合わせる大事な要素の一つとして全員が愉しむことだと思います。それが周囲からのプレッシャーを良い方向に循環させ良い結果に繋がるのだと感じました。
それはスポーツだけでなく私達の日常生活にも同様の事が言えて、ちょっとした歯車が狂うといつもの自分らしいパフォーマンスが発揮出来なかったり、結果もついてこなかったりして、何をするにしてもつまらない心理状況に陥ってしまいます。
そうすると負の連鎖が生じ、外界からの悪い気をもらいやすい状態になってしまうように感じます。
このように周囲の空気に左右されず、「自分らしさ」を出していくには、どういったシチュエーションでも愉しむことだと思います。Wカップやオリンピックの時の「なでしこ」のようにプレッシャーが掛かる時でも、それらを丸まる愉しむことが出来れば、自分が取り組んできたことが自ずと出来るようになるのではないでしょうか?
最後になりますが、結果は残念でしたが、私は彼女らから沢山の感動をもらったので、これからも彼女達を応援していきたいと思っています。