先日yahooのニュースを見ていると「身体完全同一性障害」について書かれている記事を目にしました。
その記事では五体満足に生活しているにも関わらず、自身の手足に違和感や不快感を覚え切断することを望む人がいるのだとされています。
驚くことにそれを達成するために自ら足を切り落とす人もいて、それが達成されると自分のからだの一部が無くなったストレスから解放され幸せそうな表情をするだと記事には書かれていました。
医者も切断された足を再生させようと試みるものの、再び同じことを繰り返すリスクを考慮し、手術を断念するみたいです。
私自身、その逆の「幻肢」という現象があることは知っていましたが、初めてそういった病があることを知り、とても衝撃を受けています。
こういった症例を聞くと、これまで私達が捉えていた健康の定義が崩れてきているのと同時にこれからはからだを診る側の意識も少しずつ変えていかねば対応出来ない時代になってきているのも事実です。
今回の症例に限らず私も含めて人は「何が良くて、何が悪い」という相反する相対的な見方をし、悪い方を良くしていく見方、捉え方をします。
しかし逆に良いとされる方をより良くし、結果的に悪い方が改善するだという見方や発想もこれからは必要だということです。
4月30日(月)昭和の日に開催致します。
テーマは「スポーツ障害と操体」です