ヒトの呼吸は、一分間に約18回。
大自然の生むヒビキが如き、海岸に寄せている波のリズムとほぼ同じ。
心拍(ビート&リズム)は、4:1で呼吸と同じ。
これもまた、自然界にある比率。
「音」の伝播速度は、水中において空気中の”4倍”速くなり「水」が
「海水」になると、より一層その正確性は増す。
・・・ということは、地球の代謝と人の代謝も、共鳴しヒビキあえる。
ヒトの胎児(生まれたばかりの時)は、ほぼ液体(約80%)であり、
体内にある各器官は自然界で創りだされる形にそっくりである。
ヒトの毛細血管と、木の枝幹は水の流れと同じ、”下から上”への要領で
伸びていき発達していく様は、それを包み込む皮膚の流れに刻まれる。
それもまた、空間を通じて大気(熱気と冷気)の関わり生み出すヒビキ
つまり、風紋や雲の多元的な模様に似ているのである。
「拍=BEAT」は、「時間」の流れにおける”二点間の間”の長さ。
「拍」を規則正しく強弱をつけて刻み流していると、「拍子」を生む。
「水」の”祖系運動”は、”蛇行”であり直線ではないのだから、
蛇行していない水の流れは、自然のヒビキと共鳴できていないのだ。
現象化とは何か。
此の世に存在するすべての個体は、一度は必ず、液体を経過している。
固体化するものはすべて、プロセスとしてヒビキを感受しているのだ。