血液中には赤血球が含まれて、赤血球には、鉄分が必須となっている。
たった一人のヒトの毛細血管、すべてを繋げば地球を二周半できる。
その中を真っ直ぐではなく、蛇行する水の流れと同様に、血管中で鉄分
を含んだがゆえに、磁力と関わりながら螺旋状に流れ続けている。
では、地球の磁力はどちらに回っているのだろう。
太陽の周りを公転している地球は、自転もしている。
地球の地軸では、北極星を向いた軸方向の西から東へと回転している。
その地球の周りを月が回っている(=公転)。
月も自転し、表面と裏面を変えていても、公転と自転速度が同じなので
いつも同じ側を見せている。
天然自然の法則とは、ひずみの調整なのではないだろうか。
では、どうして調整しなければならないのだろう。
もし、自転が速すぎるなら戻す方向に力(=エネルギー)が加わり、
自転が遅すぎるなら、速くなる方向に力が加わってしまう。
それは、遥か彼方の宇宙論で終わるはずもなく、「からだ」に相関する。
操体の学問では、「からだ」を通じてこれらの疑問に答えていけるのだ。