本日で最終日になります。
最近月に1、2回程、義兄のからだを診させて頂いています。
義兄はとて感性が豊かな方で時間があれば日本各地を旅行し、その地のお酒や料理を食べ歩くことを趣味にしています。
そんな素敵な趣味を持つ義兄は操体の臨床で体感するヒビキは最高に美味しいお酒や好きな雰囲気のお店と出会った時のヒビキと似ていると言っていました。
そういったこともあり、臨床を終えた後は巣鴨や駒込近辺にあるお店に行き、お酒に合う料理や美味しいお酒をレクチャーしてくれるのです。
その席の場で義兄は「本当に美味しいものを提供するお店は、その時々の気温や環境を含めた空間そのものを考えて食べ物を出してくれる」ということを言っていました。
続けて、「寛幸の臨床もその時の空間や雰囲気に合わせて色々なものを提供してくれる」と言われていました。
私はお酒や料理のの味には疎いですが、義兄の話やいままで操体の学びを得る中で「本物」と触れてきた中で思うがあります。
人が良いと言ってくれるものは業種は違えどやっていることの本質は同じで、本物がやっていることは心とからだにヒビキがあるということです。
私自身も臨床の中でその人自身の生き方の中にヒビキを届けられるように精進していきたいと思います。
一週間ありがとうございました。来週からは半蔵さんの出番です。お愉しみに。