本日で最終日になります。
近頃は講習の場においても臨床を通すことが多く、場が増えるにつれて人に見せる機会も多くなりました。
その中で「なぜこうしたのか?」という質問を受けることがあります。
聞かれたことは素直にそのまま答えるので、ありのまま答えるのですが、恐らく私の解答に対して100%納得してもらえていないと感じています。
ただ私自身は100%納得してもらえなくてよいと思うのです。
操体法には型はなく原理原則に乗っ取って、場の空気やからだの状態によって生き物のように姿や形を変化させていくものなので、その時、その時でからだに聞き分けた自分なりの感性でアプローチ、表現していけばよい。
つまり答えは一つではなく、可能性は無限にあるということです。
だからこそ操体は面白く、一生涯学べる学問なのだと思います。
一週間ありがとうございました。来週からはお待ちかねの半蔵さんの出番です。