今回のテーマは「見直し」でしたか。
私も今、執筆中で、「勢い」余って、原稿を書き上げてしまうことがある。
勢い余った分、修正箇所が目立つ。
清書できる段階じゃない。一週間、そして一ヶ月、塩づけした後に再度見直す。
一年間塩づけにしておいた後に、また見直してみる。
その間、私自身の学習能力も磨かれているので、新たな味つけができるようになる。同じ原稿の中身が一変してしまうこともある。
「見直し」と言えば、五十数年間学びつづけてきたことも、学びながら、見直しつづけてきたことなのかもしれない。
見直すことで、さらに、新たな気づきと発想が生まれ、その結果、一冊の本になってしまうこともある。
そんなくり返しのなかで、一冊、又一冊と出版が増えつづけていったようである。
鵜呑みにし、たかをくくって、わかったつもりで、見逃してしまっていることなどは、数々あるようだ。
なので再度の見直しは欠かせない。
常識とされていることも、ピーンときたらホントにそうなのだろうかと、疑ってみることも大切だ。意外と学問的につついてみると、そして磨いてみる。そこには貢献できる愉しさがある