おはようございます。
今回のブログ担当も、今日で最終日となります。
今回のテーマは「私の操体歴」という事で、20年位前から振り返って書いてみましたが、自分の事だけでなく、これから操体を学びたいという人にも向けても、少し書いておかなければなりません。
操体の創始者である橋本敬三先生は、生前に「自分のやっている事は、時代の40年ぐらい先をいっている、世間一般の人がわからないというのも仕方がない」と仰っていたそうです。
確かに操体には、現代医学の考え方とは違う面があり、今でも現代医学の考え方が優勢な社会情勢ですから、世間一般の人がわかりづらいのは無理のないことだと思います。
しかし、大多数となった考え方が、そのまま真理だとは限らない。
操体の創始者である橋本先生は医師だったのです。医師でありながら、現代医学の問題点を突き、違った観点を持って生命現象を探究し、体系化したのが操体なのです。
そして、操体法として臨床に応用し、現代医学の考え方からは予想できない効果を上げていった。
その事は当時、新聞をはじめとするメディアにも大々的に取り上げられた周知の事実です。
確かに操体法は効果が高い。そして、誰もが出来る事でもある。しかし、奥は深いのです。
じっくり学ぶ必要がある。
そして、生命現象の真理を探究する学問である故、一般の考え方とは相容れないところもある。
他の思考への寛容さを持つ必要もあり、その為にはいきなり操体臨床家を目指すのではなく、違う社会経験もあった方が良いかもしれません。経済的な面でも。
○○バカという言葉がありますが、あまりに一直線でそればっかりでは、バランスを崩しやすくなります。
これから操体を学びたいという人には、ぜひ学びが愉しみ(単なる楽しみでなく)となりますように、と願います。
実際に、操体の学びには、からだの芯から悦びが溢れてくるような感動があるのです。
一週間のお付き合い、ありがとうございました。
来週は、畠山裕美先生の担当となります。
明日からもどうぞ宜しくお願い致します。
友松 誠。
今年も操体マンダラ、海の日に開催致します。
※「操体マンダラ」とは?
三浦寛が一日、操体の最新情報について語る、操体三昧の一日です。 弟子一同にとっては「師匠孝行する日」。
東京操体フォーラムや、通常の講習では語りきれないことを、
存分に出していただこうという算段です。 今年からはリクエストにお応えして、10時〜21時の開催になります。
昼食会 サイン色紙&ツーショット撮影会
足趾の操法®アドバイザー認定、操体プラクティショナー認定式、
今年より「足趾の操法指導者」認定を行います。
開催日時:2019年7月15日(月)海の日 10時〜21時 ルーテル市ヶ谷センター
★予約制で、当日の参加受付はありません。ご注意下さい