更に続きとしてはこんな感じでしょうか。
「今、お伝えした、あなた自身の生活環境の場で、いったい
どうやって「からだ」そのものを使っているのかですよね。
安心してください、私を含めてパーフェクトなんて取れません。
誰だって、この社会の場で生きていれば、何かしらその使い方
に無理を生じてしまうこともありますよ。
ですから操体法では、何かしらの歪みを生じている「からだ」
を、よく「からだにききわけて」気持ちのいい方向性に導き、
先ほどお伝えした『動』の法則性に、できるかぎり則(のっと)
った「感覚」を味わうことで操法とし、歪みを正す方法です。
おおよそ、これを「操体法」と一般的に呼んでいるのですね」
と、まぁこんな感じでしょうか。
すると、面白いことにわかったような分からないような、妙な顔
をこちらに向けてくれることが多いんですけれども、最高ですね。
続く