東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

七日目 「調和への道のり」

七日目となりました。
 
私が「調和」という単語で思い出すのが、
”Harmony and understanding” というフレーズです。
 
ミュージカル、”HAIR”の中でも最も有名な曲、Aquarius です。
70年代の反戦とフラワー・ムーブメントの時代の話です。
何度かブログでもご紹介したことがありますが、今、必要としているから、頭の中に浮かんできたのかなと思います。
 
なお、余談になりますが、この曲が大嫌いという人がいました。
「愛」とか「調和」という言葉が嫌いなのだそうです(今はお付き合いがありません)。何だかウソ臭いというか、欺瞞の塊に見えるのかもしれません。
まあ、私も「過度なスピさん」はどうかと思いますが、愛とか調和が自然に(押しつけとかではなく)生活の根底にあればいいなと思います。
 
 
そして、この「アクエリアス」水瓶座の時代というのは、現在を示しています。
20世紀に入ってから、魚座から水瓶座に移行しているそうですが、急に変化するのではなく100年くらいかけて移行するので、2020年は丁度「まさに水瓶座っぽい」時代の幕開けと言われています。
 
魚座の時代は、自分の外に権威的な存在を置いて、常に人と比べながら、周りから浮かないように、恥ずかしくないように人目を気にし、皆が求めている成果をあげて、周囲からみとめられることに喜びを感じる時代。つまり、比較対照の時代です。
 
水瓶座の時代は、自己責任で行う生き方がメインになるそうです。自由と個性の時代です。人がどう思うかよりも、自分に偽りがないかどうかが大事なのだそうです。
 
2020年は12月に、水瓶座で、木星と土星が同一方向で重なるグレート・コンジャンクションが起こります。
20年に1度起こるのだそうですが、これは社会が進化する方向の指針を示しています。
 
今年はアメリカ大統領選の年ですが、前回トランプさんが選出されてから、彼の発言や姿勢で「差別主義」というものが、また浮かび上がってきました。これは、多分、深層的に溜まっていた「ウミ」みたいなものを出し切る?という作用もあったのかもしれません。
そして今度の選挙では、民主党からは、若くてゲイであることをカミングアウトしている、ピート・ブティジェッジ氏が現れました。
 
「社会が進化する」とともに、橋本敬三先生が、50年前に
「自分がやっていることは60年先を行ってるから、今理解されなくても仕方ない」
とおっしゃった「その先」の時代が、やってくるようです。
 
私自身は、日本の右化や、長期にわたる自民党の腐敗政治などは、最後のウミ出しかもしれないと考えています。
 
なお、もう一つ書いておきますと、大正、昭和、平成と、年号が変わった年には、総理大臣も交代しています。上皇様の生前退位も、何か意味があるのではないかと思ったりします。
 
何だか最後は「調和」から話が広がりましたが、今年は何かと変化の時期のようですね。
 
一週間ありがとうございました。
 
明日からは三浦寛先生です。
 
 
 
When the moon is in the Seventh House
And Jupiter aligns with Mars
Then peace will guide the planets
And love will steer the stars
This is the dawning of the age of Aquarius
Aquarius! Aquarius!
 
Harmony and understanding
Sympathy and trust abounding
No more falsehoods or derisions
Golden living dreams of visions
Mystic crystal revelation
And the mind's true liberation
Aquarius! Aquarius!
 
 
月が第7宮に入り、
木星が火星と直列するとき
そのときこそ、平和が惑星達を導く
そして愛が星々の舵を取る
いまは水瓶座の時代の夜明け
水瓶座の時代
 
 
調和と理解と共感と信頼が満ち溢れる
まがい物はもうおしまい
黄金色の生命の夢のヴィジョン
神秘的なクリスタルの黙示
そして心の真の解放
アクエリアス 
水瓶座
 

f:id:tokyo_sotai:20200216132734j:plain