(続き)
行動科学、行動経済学という分野では、「ナッジ」という言葉があるそうです。
(「そっと後押しする」という意味)
これによれば、人々が強制ではなく、自発的に望ましい行動を選択するよう促す、その手法や仕掛けのこと。
アイデアをとばす。
センスをとばす。
発想をとばす。
着想をとばす。
確かに、このようなことはとても大事なんですよね。
なぜなら、呼吸や意識に絡めて実行すると、即、操体の臨床に通じるからです。
では人間(160㎝と設定)を、”地球”の大きさに例えてみましょうか。
すると、細菌は”アフリカ象”の大きさで、ウィルスは”ネズミ”程度なんですよ。
なるほど、「小人閑居をして不善を成す」といいいますからね。
(続く)