「ズッコケクロニクル」として私の操体のいままでを振り返ってきました。
こうして思い出してみると、私にとってのズッコケ経験は
大切なことに気付かせてくれる、質的変化のきっかけになっていたことを感じます。
操体になくてはならないキーワード「いいか悪いか、やってみて、どうか」
を信念に進めば、いいズッコケに巡り合える。そんなイメージを今は感じます。
加えて操体の先師からいただいた私の好きな言葉に、
「転んでも、タダでは起きるな」があります。
このメッセージは本当にありがたかった。
日々の中で大小様々なつまずき事はありますが、
ことあるごとにこの言葉に助けられています。
「操体」はからだの未知も含んだ学問で、
答えの出ていない領域について学ぶことができる面白さがあります。
そこに、極上のズッコケと、タダでは起きない気概、
そして素直な感覚が宿ることで、
この操体の学びは、よりたのしみ深い経験となるのではと感じています。
一週間のお付き合いありがとうございました。
明日からは友松実行委員のクロニクルがスタートします。
どうぞ、おたのしみに。