「ひだり」を意識することで変わっていくことは幾つかあります。
からだの構造(つくり)に対する見方・捉え方、からだの動き、感覚、そして呼吸。
これらは劇的に変化していますが、その中でも呼吸は従来よりもその重要性は増してきているように感じます。
まず呼吸を考えることにおいて構造(つくり)に合った呼吸ではなく、からだの動きに適う呼吸とは何かを考える必要があります。
それらを考察するに辺り、臨床の中で左と右をそれぞれ意識し、その時の呼吸と動きを観察してみたのですが、ほとんどの人は左右の違いが明確に表れていました。
その違いは幾つか挙げられますが、一番わかりやすい違いは右では呼吸も動きも早く、逆に左は非常にゆっくりとしたものだったということです。
このようなことと自身の体感したことを踏まえると「ひだり」を意識することで呼吸と動きの繋がりは比例していることを認識することが出来、からだと素直な関係性を構築することが出来る。
つまり感覚優位の自分でいられるということです。
そこでききわけられる感覚こそがいつもブログで書いている「からだにききわける」ということなのです。