からだが表現する世界には様々な表情がある。
はっきりしている激しい印象のときもあれば、
ほんのささやかな、静かな声で語りかけてくることもある。
後者のバリエーションに興味をもつようになると、実に豊かで静かなからだの表現世界が拡がってくる。
その「鑑賞者」となり、日々からだとお付き合いをしていると、
なにかいつもとは違う「違和感」、程度のことでも、
からだが表現している何か、と感じるようになる。
からだという生命体の繊細な表現力。
この極上のアートをゆっくり堪能することの積み重ねが
操体の臨床家にとっては大事な目を磨くことに繋がっているような気がする。
2021年秋季フォーラム
2021年11月23日(火)勤労感謝の日 ハイブリッド開催
テーマ「アートと操体」