石田さんから引き継ぎました岡村郁生です。
今回のテーマは「植物」、操体を学び続け想いのままに繋げて参りま
すので、一週間よろしくお願いいたします。
まず初めに。
操体を学ぶなか「食」において、身近な植物を知らず、感動したこと。
それは「葉っぱの色は、なぜ緑色なのか」を理解できた事にあります。
このことを調べ、植物に詳しい方に聞いてみると、この答えが多い。
「それは、クロロフィルが緑色を反射しているから」
その答えでは、さらなる疑問が残ってしまう。
『では、全ての太陽エネルギーを吸収したほうがいいのではないか?』
そう、全ての波長エネルギーを最も効率よく吸収するのであれば、
植物の「葉っぱ」が黒くなれば、余すことなく太陽の光を受けとるのだから。
しかし実際の「植物」は、何故かそのように進化してこなかったのであり、
太陽光エネルギーの(ワタシ自身は、お天道様の温もりと言いたい)最も
”可視光の強い波長”である緑の部分を、吸収せずに反射しているのだ。
言わば、植物は「GIVE&GIVE」そのもの。
愛を理解し、愛を紡ぎ、愛の真理を知っている。
生物の連鎖、エネルギーの循環となる生命観を、やかましく言うことも
なく、ただコツコツと実践しているのです。
それは「共生進化生物」なのであり、生命体の本質「からだ」を通して
みると、いつも、いつまでも、共に生きる愛を、語りかけているのです。
葉っぱの真実を認識し、感動し感激し、感謝の波動を受け取れたのです。
(続く)