東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「からだ」が主語になるように③

「からだ」が主語になっていなかった、と今気づかされる。

不思議なもので、「からだ」が消えると「今」も消えてしまう。

「今」が消えると、「ほんとう」の感謝ができなくなってしまう。


本当のきもちといっても、その奥にある「ほんとう」にふれていないと、感謝の質は変わってしまう。


「言葉は運命のハンドル」という言霊も、「からだ」が「ほんとう」だと教えてくれる。

「からだ」をとおして「想」を感じ取っていくことも、必要な「修業」だということも。


技術を身につけること以上に大切なことは、振り返ることもできる「今」の継続性。

「修業」は自分事とは思うけれど、それでも、あの時切れずに今もご縁が続いているということ。


師が在ること。同志が在ること。「からだ」が在ること。「からだ」を生かしてくれていることが在ること。

改めて「からだ」から感謝致します。

(つづく)

2022年春季東京操体フォーラム
2022年4月29日(金)祝日 
ハイブリッド開催(会場参加は、一般社団法人日本操体指導者協会会員優先)