東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

感境5

からだと、からだの外の環境。

目を開けると視覚情報として入ってくる世界があり、

また目を閉じたとしても、この外部環境に常に皮膚を介して触れている事実がある。

本人の意識の有無に関わらず、からだの方で、情報のやりとりは更新され続けている。

 

それは、何かを求めることをあえてしなくても、常に何らかの情報をいただいているということに他ならない。

 

これはからだの内の環境にとっても同様に言える事だと思う。

からだの内部感覚情報も常時情報のやりとりが行われ続けている。

 

それは、普段はほんとうに微細な変化としてしかとらえられないものかもしれない。

でも、私たちには感覚というからだとのコミュニケーションを結ぶ上で大切なことばのようなものが与えられている。

 

環境やからだがいただいている情報を受け取る。

そのときに、感覚は大事な接点となる。

 

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