おはようございます。
私たちが生きていく為には、何が必要か考えてみる。
そうすると、人によって様々な物が思い浮かぶと思います。
しかし、生命が生存していく為に何が必要かを突き詰めていくと、空気とか水とか大地とか、この地球を母体とする自然環境の恩恵によって齎されているものに至ると思います。
産まれた時から文明の利器の恩恵を受けていると、生かされている本質というものがみえずらくなりますが、自然環境の絶妙の妙の織り成す調和の有難さは、頭の理屈で考える以上のものがあると感じられます。
それが自然であり、自然は無限の可能性を秘めている。
この地球を母体とする自然環境も宇宙の影響を受けており、宇宙にしても有限の現象界に過ぎず、有限の枠の外には無限がある。
その無限の可能性から生じているのが調和の妙であり、調和の妙から有限の自然界が生じ、私達のからだも生じている。
調和の妙というのは偶然から生じるのではなく、一つの必然から生じて積み重なっていく。
一つの必然、それが神であり、必然の積み重ねには神の意志が貫通しているという事。
だから、私達をとり巻くこの環境を構成する一つ一つには神様が宿り、私達一人一人にも神様は宿っている。
それぞれが無駄には出来ない有難い命であり、より良くなる可能性を持った命なのだと思います。
一週間のお付き合い、ありがとうございました。
来週は畠山裕美先生の担当となります。
どうぞ、おたのしみに。
友松 誠。