おはようございます。
実行委員リレーブログ、今週は友松の担当となります。
どうぞ、よろしくお願い致します。
今回のテーマは「山」ということでリレーしております。
私の住むところは、関東平野の端の方に位置していまして、四方を眺めれば必ず大なり小なりの山があります。
そして、その山々は、すべて違う表情をしています。
近くのなだらかな山々は、木々の様子がよく分かり、そろそろと紅葉が進んできている様子。
遠くの山々は高く青く、空の青とも上手く調和しながら、その輪郭は何か神々しさがあるようにも感じられる。
これからの季節、近くの里山に分け入り、落ち葉をサクサク踏みながら、紅葉を愉しむのも良い。
それも良いのだが、それでは目的意識が山ではなく、紅葉狩りに向いてしまう。
山に入る者は山を見ずという言葉があるが、それでは山の一部、山の持つ一面しか分からなくなってしまう。
内部に分け入って、細かくみようとするのも大事だが、いったん離れて遠くから全体像をみるという観点も必要。
これは、からだを診させていただく、ひいては操体の学びにもつうじる事だと思うのです。