おはようございます。
実行委員リレーブログ、今週は友松の担当となります。どうぞ、宜しくお願い致します。
今回のテーマは「海」ということでリレーしております。
私は海なし県に生まれ育った為か、あまり海とは縁がないような気がします。
それでも、海への憧れというのは小さい時からありました。
川や湖も良いけど、青くどこまでも広がる海というのも良い。
岸や輪郭がつかめないだけ、その先には何があるのだろうかという想像力が掻き立てられる。
はじめて海を見た時、そこには何隻かの船が浮かんでいた記憶がある。
船以外に見えていたのは、大きく広がる青い海であり、青い海の他には空があるだけ。
しかし、目で確認できる海と空だけが全てではない。
それが全てと決めつけて、何もしなければ、ただそれだけのこと。
その水平線の彼方には、今見えていなくとも何かが在る。
いにしえの人達は、そう感じて、船をつくり、少しでも近づいて、知らない世界を知ろうとしたのではないだろうか。
勿論、恐怖心はあったと思うが、それでもその先、その奥が知りたくて、工夫しながら前に進んだ。
毎日、ちょっとづつ、ちょっとづつ、行っては戻り、行っては戻り。
時には、向かい風で思うように進めない日もあったろう。
それでも、自然の中の法則性を学び、潮の流れや逆境だった風の圧も見方につけ、もっと前に進めるようになっていった。
何か操体の学びにつうじるものを感じる。