おはようございます。
私は、海なし県の内陸に生まれ育ち、子供の頃は海とはあまり縁がなかった。
それでも、20代後半の頃、横浜に住んでいた時はバイクでよく海を見に行っていた記憶がある。
横浜から国道16号を横須賀まで進み、観音崎手前の馬堀海岸の堤防でよく海を眺めていた気がする。
当時は、今の仕事ではなく会社勤めをしており、中間管理職の立場にあったので、とにかく人間関係での精神的ストレスを感じる事が多かった。
他の人からすれば「そんな事で?」というような事柄も、当時の自分としてはプレッシャーであり、ストレスだったと思う。
そのストレスは酒を飲んだりしても解消されず、酔いが醒めれば増幅されるような感じだった。
そういう時、海を見ていると何だか安らいだ。
ただただ30分くらい、潮風にあたり波の音をききながら、ぼんやり海を眺める。
その間も嫌な事が思い浮かんでくる。
しかし、思い浮かんでは来るが、嫌さ加減が少しづつ軽減されていくのを感じた。
何か、からだをつうじて「許す」という感情が心の大勢を占めてくるようにも感じた。
やはり、許せないという気持ちが続くと、自分自身もツラクなるのだと思う。
たまには大きな海を見て、自然の大らかさを感じ、自分の心の小ささを鑑みることも大切だと思う。