(続き)
一つに、こころの安寧こそ「健康」に繋がるでしょうね。
速く終わって欲しい!
速く治って欲しい!
速く、はやく、ハヤク!
「速い」スピードで走っていく。
でも、その目的は何でしょう。何のために速さを求めていますか。
そうと訊ねたら、すぐには答えられないし、迷うものです。
速さそのものが目的になってしまっているだけかもしれない。
走らないと遅れる、恐怖心を抱いている印象さえ感じる。
速いことばかり追い求めていると、息苦しくないですか?
自分は、どこに向かって、何のために、走っているのだろうか。
これを意識することは、いつも、最低限やっておいたほうがいい。
そして、愉しくしていないと、質は際限なく落ちていく。
愉しんで出来ているかどうか、これを忘れてしまっている人が多い。
愉しい感覚は、寿命を永遠に導き、すばらしさを味わう実感。
ゆっくりの間。
流れを導く。
味わいを感じる。
健康を旅人とする。
なんで生きてるか。
何がおもしろいのか。
それを実感できる余裕。
こころの安寧を、からだに尋ねて、味わってほしいのです。
(続く)