体調を崩してから一番辛かったことは痛みよりもからだの感覚がわからなくなっていったことでした。
ここ数年の間で風邪や熱、コロナにもかかったことがありましたが、からだの感覚がわからなくなることはありませんでした。
いついかなる時もからだに寄り添い、そのメッセージを頼りに自身の生活と向き合ってきましたが、その指標となるものが失われつつありました。
その理由を自分なりに分析してみたのですが、四肢末端の動きが極度に制限されていたことで全身を使っての動きが表現出来なかったことが大きいです。
それに伴い、目には見えないからだの部位(特に背中)に意識が向けられなくなったことがじぶんとからだの関係性を断ってしまっているような感じです。
これらの部位の感覚はからだからのメッセージを受け取っていくことにおいては非常に重要な部位であり、その感覚が麻痺してしまうと命の営みも自分勝手なものになってしまうように思います。
治るプロセスにおいて痛い箇所だけでなく、目には見えないからだの部位に意識を向けその変化を日々確認していくことも治療には必要なことなのではないでしょうか?
明日はこのことについてもうすこし書いていきます。
2024年秋季東京操体フォーラムは11月23日(土)勤労感謝の日、、ルーテル市ヶ谷センターで開催致します。
2024年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum