東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

三日目

先日、久しぶりに銀座のITO-YA伊東屋)に足を向けた。私専用のノート買うためだ。このノートはLIFE No.31、今回は六冊買いこんだ。ITO-YAには、私が好きなボールペンと万年筆が数多く置いてあって、私を愉しませてくれる。万年筆はこりにこったものまで品数多くそろっている。ふと目がとまると、そこに竹風の万年筆が一本だけ、"貴品"をただよわせて納まっている。店員に頼んでケースから取り出してもらい、書き味を確かめる。なめらかにすべる書き味である。職人の匠を感じさせる一本、これだなとうなづいてしまった。福島のペン職人が最後の作品として制作した、600本限定のなかの一本、054と打ってある。600本限定の54本目の万年筆。八十歳で現役を引退されたそうだ。
万年筆は今まで何本も手にしているが、これほどしっくりなじんでくる万年筆に出会うことはなかった。本物に出会える喜びの一瞬である。豊かな感性と感動を与えてくれる一本だからこそ、こだわりたい、のです。

三浦寛 操体人生46年の集大成 "操体マンダラ Live ONLY-ONE 46th Anniversary"は2012年7月16日(海の日)に開催致します。

2012年秋季東京操体フォーラムは11月18日(日)津田ホールにて開催決定