先日、妻の実家がある岩手県久慈市に行ってきました。
家のすぐそばには三陸海岸が一望できる小高い山があり、そこではカモシカや雉といった野生の
動物が生息し、その姿をみかけることもあります。
早朝や夕方に登っては、景色を眺めたり、深呼吸をしたり、からだを動かしたり、と思う存分自然を
味わってきました。
自然の中に身をおいていると、自然という大きな存在に「生かされているんだな」という実感が湧いてきます。
そんなときは、「ありがたい」という言葉が自然と口から出てきます。
「生かされているんだな」という気づきは感謝することにつながります。
「ありがたい」という言葉がスッと出るようになる。
「ありがたい」はいのちに響く波動を持っています。
言葉は選択しだいで言霊になります。
大事なことは、言わされるのではなく自らが納得をして言葉を発すること。
橋本先生は「言葉は運命のハンドル」とおっしゃり、三浦先生は言葉を統制することの重要性を日頃から説か
れています。
操体には日々を豊かにするエッセンスが詰まっています。
2012年秋季東京操体フォーラムは11月18日(日)津田ホールにて開催決定